SUGA/AgustD TOUR in Japan、6/2の初日に参加したのでレポを残しておきますねー。
あくまで私の主観であり、ちょこちょこ他のアミのツイートで事実確認をしながらもほぼ記憶だけを頼りに書いているので誤っているところがあったらごめんなさい。
そういったライブ感もお楽しみいただける人のみどうぞ。
あと私はゴリゴリにユンギのリアコでリアコ特有ムーブもありますし、
NYコンも参加しているのでその時の比較やらも色々飛び出します。
その辺もご理解の上お読み下さいね。
ちなみにNYコン参加の様子はこちらで書いているので良ければ合わせてごらんください。
円安の中NYコンに参加するのにかかった費用もぶっちゃけた記事はこちら
ソウルコン6/24についてはこちら
台風
これに触れずには何も始まらないと言ってもいい。
2023年6月2日、台風であった。
直撃であった。
開場時間直撃。
ただでさえもビル風がすごいらしいみなとみらい。
そこに直撃する台風。
私は朝9時の便で北海道から羽田に飛んだのでギリ。本当にギリギリ影響を免れたけど、
翌日6/3の公演に至ってもこの台風の影響がすごすぎて(新幹線全部止まってたから)来られなかった方がいたほど。
交通が全麻痺だった。本当に災害。
ほんっっっっっっっとうにシャレにならなかった。
会場であるぴあアリーナMMの目の前にあったホテル(三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア)と歩道橋で繋がっていたんだけど、
その歩道橋を渡り切るのも風が強すぎて怖くて行けないレベル。
傘はその道路を横断するだけの距離でも絶対に壊れていた。
雨合羽を着ていても何の意味もないような風と雨。
そう、雨合羽も傘も役に立たないならもう人類は無力だ。
それくらい本当にとんでもない天気だったし、あそこに来ていた方々は全員必死で辿り着いていたし、
(実際みんなビショビショだった)
来られない方がいたことも知っている。
その方々の無念を思うとたまらない。あんなに厳しいチケット戦争を勝ち抜いたのに。
とにかく、本当に通常のコンサート参加とはまた違ったイレギュラーな事態起きまくりの日だった。
これは翌々日撮影したみなとみらいのぐるぐる回る赤い巨大オブジェ。
こんなもんが高速旋回していた。
ぴあアリーナMMが最高な件
台風で色々飛びそうになったけど、
ぴあアリーナめちゃくちゃいい会場だからぴあアリーナで公演ある時は強くお勧めする。
BTSの規模でキャパ12000人のぴあアリーナでやれることは今後ないかもしれないけど、
またやってほしいなーーーーと強く思う会場だった。
色んな座席で参加した方のレポートを見たけど、
見切れ席、立見席、3階席、4階席共に「見えづらかった」って言っている人はいない印象。
私も4階席だったけどめっちゃ見やすかった。
むしろ4階席でよかったとすら思った。あまりにも見やすくて。
あと私は音響のことはわからないけど音響もめちゃくちゃいいらしい。
音にこだわる方にもおすすめできる。
あの交通の便の良さ、周辺のカフェや休憩できるところ、ご飯をとるところの充実っぷり、
周辺もみなとみらいで景観も良く観光も徒歩でできる。
総合力が高い会場だなーと感じた。
会場周辺の様子
この日も、この後もグッズの受け渡しやらARMYメンバーシップとチケットを見せたらトレカがもらえるという企画をやっていた。
そんなこと言ってられない天気だったけど、交換している人もグッズを受け取っている人もいた。
それに対応しているスタッフさん当然いた。
暴風雨の中、誰よりも濡れながら誘導し、対応してくれたスタッフさん。
あの日の勇者は間違いなくユンギと外で対応してくれていたスタッフさんたちだ。
私はトレカ引き換えを早々に諦めて、お向かいのホテルの2階部分(屋内)で同行者さんと待機した。
周りには数十人そういう人がいた。
ついに入場時間になり、暴風雨の中に飛び出して入場待機列に並んだ。
声なんてほぼ聞こえないけど、スタッフさんは入場待機中も常に案内をしてくれて、あんな中でも完璧な誘導をしてくれた。
言葉がわからないであろう海外アミたちはさぞ不安だったと思うけど、行列も一か所にしかないし、特に迷うことなく入場できたんじゃないだろうか。
並んでから何とか中に入るまでは10分ほどだった。
開場、ワクワクの着席
そんなこんなで何とか会場内に入り、席に向かうまでの間、もうみんなとにかくビショビショ。
全員ビショビショ。
ヘアセットをきっちりしている人が多いイルアミ(他の国でもイルアミのヘアセット率すごかった)だけど、この日は全員濡れ髪ヘアセットになっていた。
それでも台風との激戦を制して中に入れた安堵感でハッピーオーラが溢れていた。
着席して待っている間、もう叫びに近い声で「ユンギ!!!」って言っている人もいて、
ちょっとした物音、映像で大きな歓声が上がる。
台風でアミたちも入る前からすごく疲れていたはずだけど、それが逆に良いエッセンスになって、最初からすごくクレイジーに楽しんでいる感じで、開演前からすごく歓声が大きいと感じた。
ここまでみんなものすごく大変だったけど、ついに辿り着いたね、はじまるね、と血が湧きたつような思いだ。
みんな満身創痍だからこそ、リミッターが外れかけているような心地よい不穏さ。
背中がぞわぞわしてこれから素晴らしいものが始まる予感。
VCRが始まった瞬間の歓声はNYに負けてなかった。
開演
そしてついに開演。
ユンギがダンサーさんに担がれて舞台中央に登場し、彼にピンスポットが当たった瞬間、肌がビリビリするほどの歓声。
大吹打の時に途中で10秒ほどマイクが切れてしまったけど、
一瞬イヤモニに触った後、「あ、はい、了解」みたいな顔をして全く途切れず歌い続けてた。
マイクを通していないのに、爆音の中でも4階席まできちんと聞こえた。
すぐにマイクが入ったけど、その地声の圧と強さにびっくりした。
途中でブレスレットが外れかかっちゃって、口で取っていたのがとんでもなくセクシーだった。
爆盛り上がりの中あっという間に4曲終わり、メントへ。
驚いたことに、メントが9割日本語だった。
ユンギは日本語がそんなに得意じゃなかったはずなのに、勉強していたと防弾会食で言っていたけど、こんなにしゃべれるようになっていたなんて。
私も今韓国語を勉強し始めて、外国語で挨拶をするのみならず、メントで話すのがどれだけ大変か想像すると胸が痛くなる。
これだけ超多忙スケジュールの中。
日本の番組にもたくさん出演してくれた。
この少し前のアジアで風邪が長引いていたのに。
更に日本語まで頑張ってくれたんだと思うとたまらない気持ちになった。
何度もする「ありがとうございます」のお辞儀が可愛かった。
彼があんなに本気なんだから、彼のためにできることはなんでもしようと思った。
彼が声を出して欲しいと望むなら、この喉くれてやる。
コンサート中に、なんだか冷静になる瞬間があったんだけど、彼も冷静だったのかなあ、と感じていた。
初日声小さいなと思って盛り上げようとしていたらしいから頭の一部はすごく冷静だったんだろうな。
私は左側だったんだけど、右側がすごくよく遊んでいたって言われていてちょっと嫉妬した。
私も一生懸命遊んだんだけどなぁ。
ユンギの盛り上げ方がすごく良かったけど、私の周りが割とおとなしい感じだったから必死で歌って叫んだ。
この後の2日間でイルアミが逆転してくれたから良しとしよう。
とにかく台風の初日組はやれることをやった。
そしてバラードへとコンサートは移っていく。
People pt.2でユンギとハート交換して歌うのがすごくイチャイチャしてる感じで気持ちいい。
4階席なのに10回ぐらい目があった気がした。
この会場のみならず、他の会場でもそうだった。
バラード以外の曲でも、本当によく目が合う。
気のせいかもしれないけど、昔どこかでアーティストの方が言っていた言葉で
「客席から目が合ったと思った時は本当に合っている」というのを信じているので、私は合っていることにしている。
他の国の公演でも、遅れて入るアミに一言言ったり、ナムジャアミに言及したり、あそこにこんな人がいると言ってみたり、
ユンギの客席をくまなく見る力は本当にすごい。
全体的にこの日のユンギから感じるエネルギーがすごく優しかった。
最近スカパーで放送されたイルコンの映像を見返してみても、表情がとても優しい。
日本を楽しんでくれたんだろうか。少しでも癒されてくれただろうか。
だとしたらとても嬉しい。
だからこそ、終わってしまうのが寂しかった。
私はイルコンは初日のみの参加だったので、すごく楽しいけど少し寂しい気持ちで一緒に遊んだ。
NY行ってようが、ソウルに行くことが決まっていようが、何がなんでも自国のユンギコンに行きたかった。
私の全てをかけていたと言っても過言ではなかったD-DAY期間。
ものすごいラッキーの中、今日来ることができて、こんな気持ちになれて、
日本の初日で台風だったけど、本当に全てが完璧だったと思った。
一緒にI LOVE YOUマークをして踊ったあの揺蕩うような経験は忘れられない。
あの日はNever mindの時が1番グッときた。
私も絶対にあきらめない。
夢を叶えるために、できないとか大きすぎるとかそういうことはもう必要無いなぁと思った。
NYで思ったことを忘れていた。
NYで私の弱さはここに置いていくと思ったのに、また弱さや欲が出てきて、自分の状況を悪く言ったりしてしまっていた。
ここに私の弱さをしっかりまとめて置いていって、彼に恥ずかしくない人になる。
そのために私がそれを一生懸命できることの理由は絶対はやっぱり彼だから。
できるとかできないじゃなくて、私がやれることは全部やろう。
どんなことがあっても繋がってるよって教えてくれている感じがした。
坂本龍一さんのVCRの時に「長い旅路が平和でありますように」と日本語でメッセージが加えられていた。
あれはNYの時はなかった。日本特別対応かな。
客席からは自然と拍手が起きた。
「ひとつになって心を示す」って日本人が得意な分野で、
その静かな美しさって他の国ではなかなか見られないものだと思う。
息を呑んでそっと拍手するあの感じ。
静かに2人に敬意を払って拍手で示すイルアミの美しい心が溶けたような音だった。
終演後
終演後は寂しい。とにかく寂しい。
今回はSDL、People、People pt.2ですごくエネルギー交換できているなぁと思った。
私の中でのピークはPeople pt.2。
3階と4階は1列目が立っちゃいけない席だった。
1列目が着席必須だと、確かに盛り上げるの大変だったよなあと思う。
私の前の席の方も、立ちたくてうずうずしているのが伝わってきた。
仕方がないことだけど、この点だけは悔やまれる。
私は4階席2列目だったけど、実質最前列みたいな感じ。
ものすごく近かった。
肉眼でユンギの表情も全部見えるし、アンコールでTシャツで出てきたときの彼のかっこ良さがやばかった。
本当にセクシーな男だなぁと思った。
すごくセクシーだし彫りが深くてでかい男なんだよなーって改めて。
たった1人だけど、体調も完璧ではなかったけど、
世界観を作り上げて完璧なパフォーマンスを見せてくれた。
世界一かっこいい。
あと、スマホがないイルコンはめちゃくちゃ快適。
NYもソウルも、とにかく他人のスマホを掻い潜ってユンギを見る感じだったので、イルコンは没入感がすごかった。
配信で見た他の国のアミも、アミボムだけが光るイルコンの美しさに感動したというツイートを何度も見た。
あとイルアミの合唱は本当に綺麗。
本国アミの合唱は、とにかく心が乗っていて、母国語だからためらいがない。
それは唯一無二だ。
でも、イルアミの合唱は、
「普段は発言することも、感情を出すことも良しとされない文化で生きている私たちがユンギさんのためにできることを頑張ろう」という気持ちが乗って、本当に綺麗な声だった。
あの場にいられてよかった。
幸運に感謝した。何度も。
これで、ひとまずNY、日本、ソウルでのコンサートレポは全て書いた。
FINALも参加したので、それも近々書くと思います。
あと、このイルコンに関してはチケット入手が本当に奇跡だったので、それも近々書きます。
各会場、どこも違って、世界で活躍する推しのおかげで色んなところに行けたし色んな体験ができた。
ワールドツアー。思いきってできることは全てやって本当に良かった。
ありがとう、ユンギ。
今この時も、D-DAYに私は生かされている。
コメント