毎日ユンギを語る23日目 「Dynamite新規」

SNSとの付き合い方
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私はDynamite新規だ。

 

バンタン推しアカウントを運営し始めて2年、なぜいまだに「新規」という言葉を使うのかというと、

この言葉には色々思うところがあるから。

 

当時は本当に「アンチDynamite新規」が多かった。

さほど古参でなかったMOSからのアミや、ONからのアミですらDynamite新規について色々嫌なことを言っていた印象がある。

もちろんガチの古参アミも言っていたけれど。

「Dynamiteから入ったミーハー」が嫌なのは私も正直わかる。

私も以前までの界隈では古参顔して新規に「これはこうなのよ、ダメねぇ」って思ってしまうタイプだったから。

 

 

個人的にはオタクは歴が、かけた時間が、かけたお金が上下を決めるものでは決してないと思っているけど、

かといって、ユンギが言ってくれた「愛するのに期間は重要じゃない」という言葉を免罪符にして

「私たち新規だけど古参と同じくらい愛はあるわよね!!」って言うのも違うと思う。

だって私たちはバンタンがまだ事務所の運営も不安定だった頃に必死に推していたアミたちの不安な気持ちはわからない。

悲しいけど、その頃のバンタンとアミの細々とした二人三脚の感覚はわからない。

10代の少女たちが弱小事務所のアイドルと言われながらも健気に推していた気持ちを思うと胸がギュッとなる。

それくらい、創世記を支えてくれたアミにはリスペクトがあるべきだ。

推し始めたばかりの人間がズカズカ入ってはいけない領域は絶対にある。

 

オタクが推しを推す時、愛は同じなのに、

推しの社会的認知度によってオタクの地位も決まってしまうという思い込みがある。

今のBTSと今年デビューしたばかりの新人男性アイドルの社会的に果たすべき役割が違うのは当たり前だ。

しかし、それはあくまで「アイドル」側の話だ。

 

推しがスーパースターだからといって、自分がすごくなったわけではない。

「ワールドースターを推している私イケてる!!」という人も少なくない。

それはそれで悪いことではない。

私も「私の推し今日も世界一イケてるな、こんなかっこいい人見つけた私センスいいな」ってムフムフしたことは無数にある。

ただ、「推しがイケてる」ことと「私がイケてる」のは当然別の問題だ。

更に、「ワールドスターだから推す」というのは、バンタンというアイドルの性質として明らかに合っていない。

あんなに何もかも見せてくれて、ワールドスターも人間だよと言ってくれているのに。

その線引きができていない人を見ると、彼らの血汗涙を見て一緒に泣いてきたアミがはらわた煮えくり変えるのはある意味当然だ。

 

そこまではとてもよくわかる。

Dynamite新規からKPOPのルールが良くわからない本当にKPOP推し活デビューの人はとても増えたから、その辺の倫理観というか、

常識がわからなくて、言語と文化の違いをはき違えて暴走する人を見ると腹も立つだろう。

 

でも、

彼らが広く広くDynamiteという曲で、それまでKPOPにさほど詳しくなかった人たちの元に

「降りてきて」くれたことで、誇張でなく、救われた命がどれだけあったんだろう。

私のように、そして私の周りの新規のように、遡って彼らの供給を見て、

その量の多さに驚きながらもありがたく享受し、

心を震わせ、泣いて、心の中でハグして、

円盤を買って、デビュー当時からの曲を聴き込んで、

大切な人の言葉を理解したいから韓国語を勉強しようと意欲を持ち、

心の底から救われている人が爆発的に増えたのはDynamiteだ。

 

その後、事実として、

鬱々としたコロナ禍の中で

バンタンの活動の幅が世界で大きく広がったのは、Dynamite新規がいなければ成り立たないものもあった。

単純なコンサートの規模(ラスベガスの街を丸ごとバンタン色にするなど)、

母数が爆発的に増えたことによるストリーミング再生数。

 

KPOPの躍進にもDynamiteは大きな意味を担っているけれど、

Dynamiteが大きな意味を担っているのは、その背景に

「Dynamiteでアミが爆増した」事実があるのは間違いないのだ。

Dynamite新規は、ちゃんとバンタンの役に立っている。

 

そこには、KPOPのマナーとか暗黙のルールとか、そういったものを飛び越えた

「音楽を通した人と人との愛のある交わり」という最も大切なものが確かにある。

 

 

ここまで読んでくれた方は手放しで「Dynamite新規ってバカにされてきたのよ!!嫌よね!!」って

言いたいわけではないのはわかってくれていることを信じている。

正直私もにわかは嫌いだ。

イケメン搾取型のすぐに乗り換えるオタクとは合わない。

だから新規に怒りを覚えていた人の気持ちはとてもよくわかる。

 

でも、私はDynamite新規なのだ。

そして、Dynamite新規には私のように「声デカめのオタク」が多い。

だから余計に悪目立ちしてしまうのかなとも思うけど、

だからこそハマりたてで戸惑う人の気持ち、前から推している人に対して少し壁がある気持ちは痛いほどわかる。

その橋渡し役としての役割もDynamite新規は、私は2年間Twitterで見てきた限り、しっかり果たしている。

 

これを読んでくれたDynamite新規が一人でも暖かい気分になれたら嬉しい。

 

 

今日もDynamite新規として推しを推す。

「もっと早く出会えればよかった」とはもう思わない。

人生最良のタイミングで必要なものに出会えるようにできている。

多分、たった1ヶ月違っただけでも、入り方は違っていた。

私の全ての準備ができた時に出会えた。

それがたまたまDynamiteだったけど、

あの、輝く虹色の爆発で愛する人に出会えて本当に良かった。

今でもDynamiteのMVを見るとウルウルしてしまうこの感じを味わえる人生でよかった。

イロのプロフィール

札幌出身。複雑な家庭環境で育ち、母親との不和や弟との生活に耐えられず家を飛び出し、演劇に没頭する日々を過ごす。

結婚後に田舎へ移住したことから適応障害を発症。孤独感と夫婦間のすれ違いに苦しみ、誰にも頼れない6年間を経験。

出産後にはコロナ禍が始まり、さらに困難な日々が続く中で、BTSの「Dynamite」のMVをきっかけに推し活をスタート。

推しを通じて新たな希望を見出し、SNSでの活動を通じてフォロワーを増やす。

自身の体験をオープンにする中で、悩み相談を受けるようになり、カウンセラーとして起業。その後、引き寄せの法則に本格的に取り組み、師・一条佳代先生との出会いを機にマインドコーチに転向。小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座の受講をきっかけに自身の講座を立ち上げ、年商1000万円を達成。

現在は毎月飛行機に乗って世界中を飛び回りながらマインド講座を主宰し、受講生の人生を輝かせ、お金にも人にも愛される人生になるサポートをしている。

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 https://www.instagram.com/iroiroiro39/

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色々やっているので遊びに来てね♡
イロは今日も語る

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