イロです。
D-DAY FINALから9日経ちましたね。
当日は彼と一緒に泣いた時しか涙は出なくて、
翌日の兵役発表の時も涙は出なくて。
感情はとても昂っているのに、感情の水が入ったコップに蓋がされているような不思議な感覚。
とても冷静な私と、とても感情的な私が同居している。
前回noteでD-DAY直後の感情の変化について書いて、
そこでは涙が出た理由まで書いたけど、
今回はその後日談を書こうと思う。
とはいえ、かなり感覚的な話になるので、
せめてできるだけ正直に書こうと思う。
記事を出した後くらいから、毎日泣いていた。
なぜ泣いているのかわからない瞬間もあった。
彼のことを、あの瞬間のことを口に出そうとすると涙が出る。
書いている時は大丈夫だし、写真や動画を見ても大丈夫だけど、
言葉にしようとする回路を通すと涙が出る感じというか。
それがわかったのが、
私の先生とのコーチングの時だった。
普段コーチとしてコーチングをおこなっている私も
月に一度、先生にコーチングをしていただいている。
最近クライアントさんたちの成長が凄まじくて、
変化をしていない方が1人もいなくて本当に誇らしい、という話をして、
でも、私のステージがイマイチ上がってない気がする、というのが悩みだった。
「でも、好きな時に会いたい人に会いにいって、目的は全部達しているでしょ」
「これからだよ。行動の結果が出るのはこれから」と
言っていただいて、
「大事な人が兵役に行っている間、今まで彼に使っていた時間を、
今までの思い出は大切だけどそれに引っ張られないで、
今いるクライアントさんのためにもっと時間を使っていこう」
と言っていただいた。
今こそ自己実現する時だと。
今こそ成長する時だと。
でも、その時によぎるこの痛みを伴った不安はなんだろう。
私は、彼に向いている全ての力を、彼以外に注ぐことが怖いのだ。
それに気づいた瞬間に涙が溢れた。
「成長痛」だと先生に言われた。
今まで力を、想いを注ぎ続けたものを裏切るようで怖い。
同じ量の思いがなければ失ってしまうものがあるようで怖い。
けれども、そういう段階に来たことは自分が1番よくわかっていた。
コンサートでユンギから受け取ったもの、彼が一旦の終着点に到達したこと、
それに報いたい、というか、
少しでも「あなたのおかげで私はこうなれたよ」と
いつか伝えられるように。
遠い遠い夢だけど、
ツアー全体を通して私が彼から受け取った1番大きなものは
「彼も1人の人間だ」という事実だったから。
誰か1人でも達成できたなら私にも達成できる。
そう信じて頑張ってきたし、結果もついてきた。
一旦彼の方を向いていた顔を自分と、クライアントさんの方に戻す。
その方が彼と近い気すらする。
これから私がやるべきことが見えた。
そして8/11
ディレイの1日目。
決意を持って彼のコンサートを見てみることにした。
画面から伝わってきたものは凄まじい量の安堵感と愛だった。
あの時、あの会場にいた時よりも、彼の表情がよく見える分色濃く、それが感じられた。
彼自身の安堵感。
そして、私にもたらされる「絶対に彼で間違いない」という確信。
これからも、私は彼を道標にしていけば大丈夫だ。
会場にいるときは、熱狂で自分のアンテナは少し麻痺するような感覚がある。
1対1でユンギのことを感じるのは映像の方がいい場合もあると感じる。
改めて映像を見て、
ユンギが1人1人に伝えようとしてくれているのを感じて涙が止まらなかった。
応援している、と。
絶対に大丈夫だ、と。
あの日も、目の前の映像の中でも、
小さな子供が母親を呼ぶ姿のように見える瞬間があった。
あのユンギが、そんな姿を見せるほど、
心を裸にしてくれたあの瞬間。
あれに報いないわけにはいかないだろう。
その後先生のコーチングスクールのMTGで、
「頑張ってきた人には、他人には理解できなくても本人にだけわかる形でご褒美が来る」という話になってボロボロ泣いた。
ユンギのことなんて全く知らない他の生徒さんたちの前で、
本当に恥ずかしいくらい泣いた。
みなさんの前で泣いたことも意味があったと思う。
今まで関わってきた種類の人たちではない、
これから一緒に切磋琢磨して成功を理解して喜び合える人たち。
この人たちの比重も変わるよ、というお知らせだと後から思った。
来年の今頃、そして再来年の今頃、
わたしはあの日をどう振り返るんだろうか。
こうして、
ひとまず、BTS推しアカウント(Twitter:@iro_yg_last)も更新頻度を落とすことにした。
というか、「毎日更新」と自分に課すのをやめてみた。
2年半、毎日ツイートしていたし、
去年から「せっかく続けているんだから」とそれを自分に課していた。
もちろん毎日毎日推しのことで言いたいことなんて山ほどあるので、
ツイートのネタに困ったことはあまりなかったし、
どれだけ非日常でも(海外旅行とか)、ツイートする時間くらいはあるので辛くはなかった。
でも、いい加減ずっとTwitterにいる生活習慣を本当に見直そうと思った。
かつてのHOME。
もう、悲しいけど、かつてのHOMEなのだ。
同じ思いでは続けられない。嘘が出る。
だって、私のメインステージはもうそこではなくなってしまった。
寂しい。
とても寂しい。
BTSの全員が大好きだ。
推し活を通して知り合った方々、1人も忘れていないしみんな大好きだ。
ユンギが大好きだ。
本当に、本当に、愚かなくらい大好きだ。
だからこそ一旦手放す。
彼らが介在していない言葉で、私がどれだけ勝負できるのか。
ユンギの庇護から抜け出すような気持ちだ。
手放した結果、たいして変わらなかったとしても、
「結局変わらずツイートしちゃったわ」となったとしても、
「たいして変わらなかった」ことを知っていることと知らないことの違いは大きい。
ものの価値は手放した時に本当にわかるものだから。
こうして私も新たなスタートを切った。
やることはまだまだあるし、
まだまだまだまだ足りないことだらけだ。
それでも、足りない今の私にも価値はある。
それは彼が全力で教えてくれた。
今の私に怖いものはない。
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