「ザ・HIPHOP」という曲。
激しいサウンドと歌詞とユンギの魅力ある声質がフルに活かされた最高にかっこいい曲。
でも、実を言うと私は最初この曲が苦手だった(笑)
ガチャガチャしたサウンドと高低差の激しい声の使い方。
ポップスとミュージカルソングで育った私は高度なラップの楽しみ方がわからなかった。
そこもユンギに感謝しているところで、今まで知らなかった、苦手としていた音楽ジャンルの楽しみ方を教えてくれた。
ある日突然気づく。「あれ？この曲すごくない？」
この高低差のある声の使い方、まず拍をどこでとってどんな歌い方したらこうなるのかさっぱりわからない。
あれれ？なんか「この曲を聴きたい」タイミングがあるぞ？
おや？
気づけばこればかり聞いている時があるぞ？
まずイントロかっこよすぎない？
あー－－このユンギの声の使い方大好き。かっこよすぎる。
この破裂音みたいなのやぐぁっと上がるしゃくり、最高。
そう。楽しみ方がわからなかったけど、気づけば「ああ、すっきりしたい」っていう時にAgustDのラップを求めるようになっていた。
正直今でも私はヒップホップに明るくないのでこの曲がどれほどすごいのか、ユンギの実力がどれほど並外れているのかはわかっていないと思う。
でも、激しいラップを好んで聴いてこなかった私の好みを変えるだけの引力があったのは間違いない。
MVは当時のAgustDの良さが詰まっている。好きな歌詞は
「まだ成功の秘訣はわからなくても失敗する方法ならよくわかってる気がする
まさにお前みたいに遊んでベラベラしゃべるのが秘訣
死んでもそんな風に生きたくない」
あとユンギが「金のため」と明言するところが、私たちの現実と地続きで、だからこそ地道に努力してきたんだよ、必死にやらないと手になんて入らないんだよって何度も言い続けてくれるところがとても好きだ。
「AgustD」の時にユンギが見せる面で真っ先にイメージする攻撃的で抜群にかっこいい曲。
まだまだ噛み続けていきたい曲だ。
和訳はhttps://bts7suga-agustd.com/agustd-giveittome-lyrics-jp-translation/からお借りしました。
コメント