毎日ユンギを語る26日目 出会いはDynamite

バンタン
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今日は色んなところですでに数十回話しているし書いているので耳にタコができている人もいると察する

「私とユンギの出会い」について書いていく。

結構スピリチュアルだけど私にとっては人生を変えた出来事だったので終始真面目に語るのでせめてタイトルだけはふざけてみた。

 

 

2020年12月、

私はどん底にあった。

詳しくは

こちらから連載形式で書いていたので読んでいただけると嬉しい。

(これも完結させないとなあ)

 

簡単にどんな精神状態だったかというと、

結婚生活が合わなくて強迫性障害の悪化と適応障害を発症し、

夫とは結婚初期から会話らしい会話はなく、

嫁いできた夫の実家の周りには1人も家族も友人もいなくて、

妊娠したものの切迫早産で半年以上の安静期間で入退院を繰り返し、

子供が産まれてやっと体が自由になったと思えばそんなはずはなく1日細切れの2時間程度の睡眠時間が続き産後鬱になり、

母親とは絶縁状態だったので辛くても相談できず、

夫は家事や息子の面倒はみるものの、私には冷たく、乱暴で、

しかもコロナが始まって赤ちゃんを抱えた私はどこにも出られなかった。

そもそも都会から田舎に嫁いできた私は土地に合わなかったので、

たまに出かけられたとしても心が休まる場所はなかった。

夫との関係はもう修復不可能だと思っていたけれど、

金銭面とメンタルの状態が悪すぎたため離婚も選べないし…という状況だった。

 

 

そんな中、

当時なんとか唯一の楽しみとして触れていたTwitterのBLアカウントでのお友達に

「イロさん、BTSって知ってます?私すっかりグテっていうカップリングにハマっちゃって」

と言われた。

 

正直「ああはいはい流行ってるもんねアイドルも腐妄想するっていうもんなあ」

くらいしか思わなかった。

でも彼女とはとても話が合ったし、私の書いたものを最初に認めてくれた人でもあった。

彼女に初めて私の書いたものを褒めてもらった時の感動は忘れられない。

本当に特別な人だったので、

「〇〇さんがハマるなんてどんな人たちなんだろう?」と興味はあった。

 

1月に入り、彼女が推しているのが「テテ」という人だということがわかった。

「マジでとんでもなく顔がいいので見てください」と送られた写真数枚で度肝を抜かれた。

 

「絵画じゃん」

 

それから彼女からいくつか写真が送られてきて、グテの尊い切り抜き動画(Vラだった)も送られてきた。

「うわ〜〜〜マジでめちゃくちゃ顔がいいなあ」と興味が湧いてきていたけど、

この時までは「〇〇さんの好きな顔がいい人たち」という認識だった。

 

 

それから数日経って、何気なく見ていたテレビで

「2020年のヒット曲」ということでチラッとDynamiteが流れた。

ものすごく流行っていたのでもちろん聴いたことがあったけど頭からサビまで通して聴いたのは初めてだった。

とても耳触りのいい曲だなあと思って、すぐにYouTubeで調べてMVを見た。

 

そこで、私の人生は変わった。

 

「Dynamiteはアイスクリームカーの前で歌っているのが推しです!」と〇〇さんに言われていたので

2番に入った瞬間にああこの人かと思った。

確かにすごく顔がいいなあと思っていたら、

パンっと場面が切り替わって緑の髪の人がマイクを差し向けた

カラフルなバスケットボールコートで踊る人に目が釘付けになった。

 

私、この人のこと知ってる。

 

まさに爆発だった。

 

あの真っ白な肌の人、私は知っているぞ。

あの手のちょっと硬い感じも、ムスクとタバコが混じったような匂いも、

髪がさらさらと流れる姿も、あの人の後ろ姿も、私は、知っている。

 

絶対にどこかで会ったことがある。いや、会ったことがあるなんてもんじゃない。

今でもなぜかはわからないけど、

なんでこんなに懐かしくてたまらない気持ちになるんだろうと思った。

 

それが、私とユンギの出会いだった。

 

あの時の感覚は、今思っても後にも先にも二度とない。

正直、あまりうまく説明もできない。

「ずっと探していたものに会った」とも違う、

「顔が好みすぎて一目惚れした」とももちろん違う。

「もともとそこにあったものが形を持って現れてくれた」というか。

私に足りていなかった部分が突然かっちりとハマったような感覚だった。

 

最近潜在意識のことや引き寄せのことを色々実践するようになってつくづく思うけど、

あの時多分私のこの辺のちょっとスピリチュアルな部分、

潜在意識と繋がる道がガバッと開かれたのだ。

これは体験した人にしかわからないと思うのでこれくらいにしておくけど。

「私もその体験あります!」っていう人とはマジで語り合いたいくらいだ。

 

 

とはいえまだこの時点では私はユンギのことを「BTSの人」という以外何も知らない。

 

ひとまずその日、泣きじゃくる息子をあやしながら数十回はMVを見たと思う。

全ての瞬間のユンギを見たくてたまらなかった。

1日経つと、Dynamiteの中でだけはとりあえず見分けがつくようになっていた。

 

不思議なもんで「そんなに運命的なものを感じたなら他のところでもすぐにわかるはずでしょ!」とは私もそう思うのだが、

KPOP初心者には衣装もメイクも目まぐるしく変わるKPOPのMV構成の中初見で全てのユンギを見つけることは不可能だった(笑)

 

 

それから関連で出てきたタリョラやMVリアクション動画やVラの映像などを見て

ズブズブ沼に入って行った。

話す声ももう絶対に私が世界一好きな声じゃーーーーん!!!!!!もうーーーーー!!!!!って仰け反ったものだ。

そこからはもう皆さんと同じ。坂を転げ落ちるようにハマっていった。

 

 

ということで私はユンギの出会いは私の人生になくてはならないものだったけど、

人生の無数にある分岐の中で、

「もしも彼に出会っていなかったら」のパラレルワールドを想像するとぞっとする。

 

今私が持っているものの大切なもの、それはほとんど彼が関係しているし、

私が決めた「こうありたい私」という像すら彼がいてくれたから産まれた。

 

だから今、この分岐を選んだ自分を

「でかしたじゃん」って心の中でハグする瞬間がある。

 

 

目に見えない大切なものが形を持って目の前に現れてくれたような大切なユンギ。

私の全ての始まり。

ありがとう。

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