毎日ユンギを語る29日目 シュチタジミン回を見て思った努力と結果の話

バンタン
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ちょっと真面目に引き寄せメンタルコーチの観点からシュチタジミン回で出ていた

「努力」とその「結果」、

「向いていること、いないこと」について書いていこうと思う。

 

 

誰もが認めるようにジミンは努力の天才だ。

でも、「きちんとやり方を知った上で努力しなくてはいけなかったのに。

ムダな苦労もたくさんしたんです」

と言っていたように、色んなことを経てやっと「正しい努力」ができるようになるが、

そこに辿り着くまで大きな労力・時間・時にはお金をかけてしまうことが人はある。

反面、努力とも自分では思わないようなことで大きな成果を上げてビックリすることもある。

 

途中でジミンにラップを練習させているときいてユンギが

「なんでジミンにラップをさせているんですか!

ジミンは歌わなきゃいけないのに。ラップもできない子になんでラップをさせるのか」と

発言をしたというエピソードもあったが、

この例でわかるように、

「自分のことを信じてくれている他人」には、「その努力間違っているよ!」と正しく見えていることは往々にしてある。

 

また、どう考えてもその時はそれしかできなくて、

目の前のことを頑張っていても全然成果が出ず、

突然転がり込んできたことでガツンと成功につながることもある。

 

これはなぜなのか。

少しスピリチュアルな話になるが、

引き寄せの法則を学ぶ上でどうしても欠かせない

「神」なのか、「天使」なのか、「守護霊」なのか、「潜在意識」なのか、なんでも構わないんだけど、

「完璧に私の味方で私のやりたいこと、やるべきことを全力で応援して

全力で教えてくれる存在」というものの存在が伝えてくれる

「自分が本当にやりたいこと」

「絶対に達成することを使命として産まれてきたこと」からズレていると起こることだ。

 

 

ユンギの場合はずっと曲を地元で作っていたけれど、

曲を作ってもお金はもらえず、

ラップの技術も高校生離れしていたけれど、

正当に評価されず、報われない期間を長く過ごした。

 

これは、「前提を整えないと質と評価は比例しない」ことを示すわかりやすい例だ。

こういう話になると、「もっと努力してもっと実力をつければよかったのではないか」という人が必ずいるがそうではない。

ユンギの満たすべきものは「曲の質」ではなかった。

今聞いてもよくわかるように、当時から質は充分過ぎるほど満たしていた。

では当時の彼は何を満たすべきだったのか。

「ミンユンギ」に付随するアイテムを適切に増やすこと、つまり、「前提を整えること」だった。

 

結果、彼はオーディションの切符を手にし、

卓越したラップスキルと作曲能力でオーディションを通過し、

ソウルに移住して仲間たちとパフォーマンスの実力も磨き、

「SUGA」という名を手に入れてデビューした。

筆舌に尽くしがたい苦労(事故も)があった上、

時間はかかったし命を削るほどの努力を必要としたけれど

今、彼は報われている。

 

これは彼の人生の歯車が何かひとつでもズレていたら起きなかったことだろうか。

私個人の意見だが、彼は都会の表舞台に出てきさえすれば、

遅かれ早かれ成功を掴んだ人だと思う。

あのカリスマ性・作曲力・人間力・容姿・ラップスキルがあるから。

どちらにせよ時代には乗れていたと思う。

でも、今のような圧倒的な成果は多分出ていない。

そこはやはり「防弾少年団」の奇跡だと思っている。

 

そして、彼は元々裏方志望だったけれど、「表舞台に出ること」が神様(と今回は表記する)が定めた「彼が最も輝くルート」には不可欠だったんだろう。

その重要性は彼のステージを知っている私たちにはよくわかる。

 

 

このことで私が引用したいのが、

斎藤一人さんという方のお話の中で

「神様が定めたルートに乗っていると、「試練」がある。

「試練」を越えると「ご褒美」がもらえる。

ご褒美の内容は昇進だったりお金だったり愛だったり様々だ。心から欲しいもの。

でも、定めたルートからズレていると、「お前ズレてるよ」ってことで「困難」が訪れる。

「困難」を越えると「報い」がある。

辛いこと、もっと状況が悪くなること。

せっかく一生懸命努力して乗り越えても、ちっとも状況が良くならない、

悪くなるばかり、どうして私だけこうなの?と思う。その理由はルートからズレているから」

というものだ。

 

最初のジミンの発言は多分こういうことなんだと思う。

かつてのジミンは若くて、また、周りのスタッフも若くて、

ジミンを「正しいルート」に乗せきれなかった。

だから「ムダな苦労もした」のだろうし、

「ラップができない子になんでラップをさせるの」というような齟齬も起きた。

 

ユンギは実力は充分だったし生まれながらの才能もあったが

彼の才能は音楽の土壌が成熟していない地方では生かしきれず、

また、「お前はパフォーマンスをメインにするべき人間だよ」というルートに乗る必要もあった。

 

このほんのちょっとのズレを正しながら、

自分の心に聞いて「この感じは間違いない」と、

「試練」をしっかり努力で越えること、その結果が「報い」か「報酬」かしっかり自分でジャッジすること、

これを満たせていることが最高の人生、「正しい努力」と言えるものだと思う。

冒頭のジミンの発言は恐らくこういうことなんだと思う。

 

 

今、彼らは正しく「報酬」を受け取れているように見える。

ワールドスターとして輝く道にいたとしても、

それが報酬かどうかは人による。

まして彼等のような規格外の成功をしてしまうと余計だ。

だから彼等の苦悩や痛みやストレスも私たちはわかちあっていきたいと思っているけれど、

正直その受け取るものの大きさへの立ち向かい方は彼等にしか見つけられない。

 

それがここ1年と少しくらいでかなりクリアになっている感じがあるし、

彼等の成熟とともに努力と成長の関係性はより強固になっていっているといい。

その感覚は本人にしかジャッジのしようはないんだけれど、

最初にユンギがジミンのことでスタッフに言ったように、側から見ているとわかることはある。

だから、私が感じている「いい感じっぽい」のは多分正しいんだろう。

 

 

シュチタで様々な「グレー」なところに涼やかに切り込み、

すっきりと正直に回答をくれるユンギの姿に、

彼もまたルートに乗れていて、心配する必要はないのだと安堵する。

今回のシュチタも本当にそういう回だった。

 

さて、今回は読む方によっては読みにくい表現もあっただろうと思うし、

「そんなのあんたのこじつけでしょ!ユンギさんはこうで〜〜」みたいな意見があるのもわかっている。

でも、今回書いたことは今私が人生が大きく変わるほど身をもって体感していることなので、

それを含めてひとつの説として楽しんでもらえれば嬉しい。

「人生のルート」と「努力」の関係性について書かせてもらった。

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