KPOPオタク界隈にいて当たり前すぎて、
ちょっとだけ離れて違和感を感じたオタクの自意識について。
「あなたが幸せであれば私はそれで充分」
みたいな表現って私もするけど
最近あんまり良くないと思っていて、
「あなたも幸せだし私も同じくらいないしは
下手したらあなたより幸せ！！！！ハッピィ！！！！！！！」
っていうことならいいと思うんだけど、
推しが幸せだから私は幸せという言葉で覆って
自分が幸せになるのサボってないかと思う時がある。
オタクの集合意識として
「推しより幸せではいけない」
「推しより目立とうとしてはいけない」
「『中の人』の人格は雑音だからサブ垢で」
「推しの美しさはドヤっていいが自分の美しさはドヤってはいけない」
「推しの素晴らしさはドヤっていいが自分の素晴らしさはドヤってはいけない」
みたいな変な同調圧力みたいなものを感じていて、
これマジで良くない。
何が良くないって、全て自分の責任ではないことにできてしまうから。
他人の幸せ、他人の美貌、他人の功績、他人の人格。
これを言及し続けることが推し活の一面だと思っていて、
当たり前だけどその分
自分の幸せ、自分の美貌、自分の功績、自分の人格形成は
二の次になってやしないかと。
もちろん推し活で人生が変わってポジティブな奇跡が起きることも知っている。
私がそうだから。
だから推し活自体が責任転嫁だと言うつもりは全くない。
でも、「自分が二の次」の集合意識、
「自分が推しより素晴らしいわけない」の無意識、
ないかい？って思うわけ。
自分の人生の責任は自分でしか取れない。
それはネガティブなことじゃなくてポジティブなことも。
ネガティブな「責任」「失敗したらどうしよう」を
考えることは反射的にできるのに、
どうしたら私を幸せできるか、という方向の「責任」を
取ろうとしている人はとても少ないと感じる。
みんなバカほど幸せな方がいいじゃん。
一般人として生きることを許された私たちは、それはそれで推しより幸せでいいし、
推しより豊かでいいし、推しより美しくてもいいんだよ。
それが他人から見たら全く推しに勝ってなくてもそんなことどうでもいい。
自分の人生の幸せの責任は自分でとって、推しと同じくらい幸せに生きるんだよ。
なんというか、命の価値？が推しの命と自分の命を比べた時に
私の方が下って前提として思ってそうというか、
それが謙虚という変な威圧感があるというか。
もちろんその謙虚さがオタクの魅力だ。
私はオタクだし、オタクが好きだから、
オタクの癒す力やまっすぐな好意や、自分を後にしても人の幸せを願う
ピュアな美しさについてはとってもよくわかっている。
だから、そんな人たちが損してほしくない。
この世の中は、「あなた二の次でいいならじゃあ次ね」ってされてしまう世の中だから。
そこは凛として、推しも私も世界一幸せでいいんですって
誰にも言わなくてもいいから思っていて欲しい。
自己犠牲の愛の先にはやっぱり悲しいことがあったり、
それこそ「責任転嫁」が絶対に生まれる。
なら、自分も大切な人も同じく大切と思って自分を抱きしめて欲しい。
私が大切なアミたちは、あれだけ美しくバンタンのために行動できるんだから。
その矢印がもう少し自分に向いたら、この世界はどれだけ良くなるかと思う。
ずっと思ってたけどやっと言語化できた。
推しの名言が素晴らしいようにあなたも名言を生んで生きてるはず。
推しの人生が素晴らしいようにあなたの人生も素晴らしいはず。
人は自分と似た人しか好きにならない。
あなたが本気で推しが好きなら、あなたも推しくらい素敵な人ってことだよ。
私はユンギに幸せにしてもらったから、
ユンギに幸せにしてもらった私を絶対にずっと幸せにしてあげるって決めたんだ。
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