病める時も健やかなる時も
この言葉が結婚式で使われる理由は
「病気の時、お金がない時人は正常ではいられないから
そんな時でも一緒にいられる?大丈夫?」という
確認だと聞いたことがある。
なんで今こんな話をするのかというとめちゃくちゃ具合が悪い。
今月頭から息子の風邪をもらい、そこからずーーーっと体調が悪い。
春になると決まって体調を崩すので、これもその一部だと思って
最近減薬から断薬に1ヶ月くらい成功していた薬をまた飲み始めたら、
数ヶ月ぶりの一錠まるごと飲んだことで本当に体がダメだ。
全関節が痛くて今日は5時間も日中寝てしまった。
風邪ではないんだ。熱もないし。
いつもだいたいこんな感じ。
そしてこんなとき思うのは
「ユンギってメンタルの状態が良くない時もあったのにどうやってステージを乗り越えていたんだろう?」ということだ。
彼もかつては精神疾患を抱えていて(今は良くなったと言っている)
そんな、自分みたいな子達に会った時に言いたいことがあるから、と
カウンセラーを目指して勉強している。
とかつてのインタビューで見た。
最近はその辺の思いを言うことはあまりないので、今どういう気持ちなのかはわからないけど、
ペルソナとかシャドウとかエゴとかユング心理学の言葉が曲のタイトルになっていたり、
様々なインタビューの発言から察するに、
バンタンのラップラインの根幹に心理学の知識があるのは間違いないけど、
正直、それはもう私はどっちでもいいと思っている。
私は、ユンギと出会ったことで
「自分の辛い体験から得た経験・目線・抜け出すための考え方を多くの人にシェアして
少しでも癒せたらいいな。
その人たちに寄り添って、話を聞けたらもっといいな」
と思うようになり、カウンセラーになった。
彼と出会う前はそんなこと思ったことなかった。
いや、正確にはよぎったことはあったけど、
「なんで人に与えないといけないの?私がもらいたいわよ!
私も何も持っていないのに人に与えるなんて無理!!」
って思っていた。
ユンギと出会う前と出会った後で、私の考え方はまるで違う。
今も、自分が満ちていないな、と思う時はあるけど、
そういう時ほど友達やクライアントさんと話したくなる。
一人籠って正解を探そうとしていたあの時間には戻りたくない。
内省をして、心地よく自分と向き合うのは気持ちいい。
でも、あの自称行為のような「なんで私だけ」の時間に戻るのはまっぴらだ。
ユンギもきっと、薬を飲まなければいけない状況もあっただろうし、
(そもそも肩の痛み止めはずっと飲んでいたらしいし)
薬を飲むということは多少なりと体に何らかの影響は出る。
背筋が冷え冷えとして関節が痛むこの感覚、足に力が入らないこの感覚、
こんなものを味わいながらステージに立った時もあったのかな。
同じ人間がステージに立っている。
「魔法」ではない。
こういう時いつもそれを思う。
全然まとまってないな。
まあたまにはこういう日もある。
じゃあ、おやすみ。
今日も愛しています。
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