ユンギが帰ってきた。
実はその前後、私も内面が激動だった。
ありがたい出会いや、
奇跡のような偶然が重なり、
「やっぱりここか」という私の課題と、
私がやりたいことにいい加減降参しなくてはない、
というところが浮き彫りになった。
私の課題は、「本当は目立つのが怖い」ということ。
あんだけ発信してて、フォロワーもたくさんいて何言ってるの？
と思う人もいるかもしれない。
私もそう思っていた。
私はめちゃくちゃ目立ちたがり屋だし、実際目立つ。
でも内面は陰キャで、注目を浴びるとビビッてしまうようなネット弁慶だ。
だから、ずっとほんのりコソコソしていた。
「私はそんなに前面に出てやっていく気はありませんよ」と
潜在意識に刷り込んでいた。
「本音を発信する」というコンセプトなのに、
本当に痛いところは出さずにいた。
少しだけ逃げ道を用意していたんだな、と気付かされた。
私が少しだけ用意していた逃げ道。
それは、愛について話したい、
私の気付きを、愛が私の人生に与えたものの大きさを、
この愛がどれだけ私を解放したのかを話したい。
という本筋を、ほんのりほんのりごまかし続けたこと。
こんなに話したいのに、正直に話すことはこんなにも怖いから。
次にスピリチュアル。
私はスピリチュアルな人間ですと大手を振って言うのが怖い。
見えない世界のことを突き詰めたくて色んなことをやってきて、
成果も出ているけど、
「マインド」「潜在意識」という言葉でふんわり包んで、
ガチスピの学びについて発信するのが怖かった。
本当は見えない世界から色々なものを受け取って、
見えない世界を信頼していくことで人生が変わっていったのに。
これ以外ないだろと確信があるのに。
やっぱり人目が怖かった。
スピリチュアルで、ガチ恋で、家族もいて、
やたら目立って炎上しやすい。
ファンもいてくれるがアンチもいる。
こんな私の「ありのまま」なんて、価値ないじゃん。
って思っていたことに気づいた。
何度か書いているが、「イロ」はかなり作りこんだキャラクターだった。
女言葉で、サバサバしていて、
画面越しでもガハハと笑う声が聞こえてくるような。
そういう「キャラ」として動かしていた。
しかし、ラジオを始め、ブログを始め、内面を出すようになってきて、
私が作りこんだ「イロ」との乖離が苦しくなってきた。
本当の私は、
いつも自信がなくて、
愛を失うことに怯えていて、
面白いことや心が動くことが言えない自分には価値がないと思っていて、
強迫症状に苦しんで出張のたびホテルのトイレを
自分で掃除しないと気が済まなかったり、
生きにくいただの1人の女性だ。
だからこそマインドを学び、潜在意識、引き寄せ、
目に見えない世界を学び、
そんな自分との折り合いのつけ方がわかり、
私にはどんなことでも叶えられるポテンシャルがある、
と本気で思えるようになった。
そんな自分の例から、
どんな経済力、人間関係、メンタルの状態からでも、
「それなり」「分相応」「私が我慢すれば」
という押さえつけてきた本来の欲を解放すれば、
誰でもできないことはないと信じている。
でも、怖いのだ。
目立つのが怖い。
ボロが出るのが怖い。
これは全力でアクセル踏みながら全力でブレーキを踏んでいたようなものだ。
目立つのが怖い。
報われないまま終わったらどうしようって。
汚点は残るのに、
一番欲しいものが残らなかったらどうしようって思っていたことに気が付いた。
本気の冒険は怖い。
本気の勇気は怖い。
でも。
それでも。
多分私はその恐怖すら乗り越えて冒険するために生まれてきた。
私は感じたい。
自分の願いを全部達成した時の気持ちを感じたい。
感覚を味わいたい。
その感覚を味わうために生まれてきている。
だから、私は私の欲を全力で肯定してあげたいって思った。
だって、この世界に生まれてきた目的を達成するための道標は
欲にしかないから。
大好きな人を愛したい、愛を届けたい、
愛をこの体で体現したい。
見えない世界を信じて、
自分の努力だけでは到底辿り着けないところまで行って、
ああ、本当に信じて良かったって思いたい。
そのために私は生まれてきた。
だから、怖いけど、この欲を全部肯定して、
やりたいことを全部やっていく。
語りたいことは語り、
伝わればいいと願いながら伝える。
愛とスピリチュアルと性と自愛。
全ての欲を肯定する。
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