ご質問ありがとう。
同じような環境の方にこうやって感想いただいて、質問までもらえてすごくうれしい。
①は年をとればとるほどあるよ。
母の話し方や表情筋の使い方と全く一緒だなあと思って嫌になるけど、考えてみれば今の私は小さい私が見ていたあの頃の母と同じ年代で、多感な時期に「大人の女」として毎日毎日見ていたモデルだから似て当然なのよね。
生き物ってそういうものなんだと思う。
でも自分で気を付けることは都度できるし、私は「母のこういうところ嫌いだったなあ」って思うところが自分から出てきた時は敏感に気付けるようにいつも心がけてる。
そうこうしているうちに、「ああ、母のこういう表現は真剣に話すのが怖いという気持ちだったのかも」とか「こういうことでしか人と関われない育ち方だったんだな」って思えた。
今は母と同じような表現をしている「ちょっとおばさん」としての自分も結構好きよ。
内面に関しては私は今はあまりない。
昔はめっちゃあった。だからかなり気を付けてなくしていった。
母に対して「誰にも愛されてこなかったんだな。哀れだな」と思えた時にはじめて自分の内面の母と似た部分を客観視できた気がする。
あと母はとにかく努力と継続と人を褒めることができない人だったからこの三つは何が何でもしようって心がけている。
②もめー-----っちゃ時間かかったよ。
結論から言うと「このままの生活がこの後40年続くと飽きるな」と思ったから(笑)
ひどいよね。
私も質問者さんとほぼ同い年で、息子が生まれたのが32の時なんだけど、30の時にはまだ子供は欲しくなかった。
妊娠中も「この子が愛おしい」っていう思いはなかったよ。
むしろ不安しかなかった。このまま愛情が芽生えなかったらどうしようって。
でも生まれて死ぬ思いをしながら育てて、今2歳半で色々しゃべるようになって、義母さんに預かってもらっているところに迎えに行くと「ママだー--!!」ってぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでくれる姿を見るたび、「なんて愛おしんだろう」と思うし、「なんてありがたいんだろう」って思う。
愛を知らなかったけど、息子が私を全力で愛してくれる姿こそ愛だなと思う。
あんな親に育てられたからこそ、「こんな思いは絶対にさせない」って多分他の人より思うから私はめっちゃ愛情たっぷりに育てられている自信がある。
毎日愛してる、かわいいって言ってるし、あなたが大切って言ってる。
でも子供を持つことだけが人生じゃないし、私のやりたいことや得意なことは母親向きではないなとはよく思うよ。
「私にできるだろうか」じゃなくて「子供を持つ人生と持たない人生どちらが合ってそうかな?」って考えた方がいい。
③は本当に非情だと思うけど親の介護や看病は私はお金出す以外はなにもするつもりない。
まだ健康面に問題がないから正直あまり現実的に考えられないんだけど、一緒に暮らして介護とかはしない。
私は遠方に住んでいて、今弟は母と住んでいるんだけど、母とは息子が生まれてから一度も連絡とってないし、母のことは弟に任せてる。
なにかあったらお金は出すけどお金以上の面倒は多分みない。
私は弱った親を目の当たりにしてないから想像でしか話せないけど相談者さんはとっても優しい方なのね。実際少し面倒を見なければいけない状況なのかもしれないし。
でもね、あなたが離れたことや親に冷たく当たったのはあなたが自分を守るために仕方なかったの。
悪いと思う必要はない。
私達みたいな人は気をつけなくちゃいけないと思ってるのは、何かあった時自分を犠牲にして親を守る癖がついてるじゃない?これからは守るのは自分よ。やっと大人になったんだから。
最後はかなりひどいことを書いたけど全部とても正直に答えました。
少しでも役に立てたらうれしいな。ありがとう。
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