強迫性障害って、引き寄せの天才だったのかも。私の体験から見えた世界。

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※この記事で書いていることは私の経験と体感をベースにしており、エビデンスに基づく医療記事ではありません。強迫症状に困っている方はまず医療機関を受診することをお勧めします。

 

 

何かと書いているけれども、私は強迫性障害だ。

 

強迫性障害(きょうはくせいしょうがい、英: obsessive–compulsive disorder , OCD)は、不合理な行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神障害の一種である。1994年以前は強迫神経症の診断名であった。同じ行為を繰り返してしまう「強迫行為」と、同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念」からなる。多くはその行為に日あたり1時間以上を費やし、WHOは生活上の機能障害を引き起こす10大疾患の一つにあげている。

 

Wikipediaより

 

 

強迫性障害と15年くらい付き合ってきて、

最近の症状としては、

 

・埃が気になって毎日同じ場所を拭かないといけない

・買い物の時など気になったものがあったら近づいて見るのを止められない

・出張先のトイレ、お風呂を自分で掃除しないと気が済まない

 

の3つに落ち着いて、これでもかなり軽度になっているので

どちらもそれなりに付き合っていけている。

 

私の体感として、強迫性障害の症状が出ている時って、

無数の気になることがあって、

その1つに集中してしまうと、他の気になることも無限に出てくる、

みたいな感じだ。

 

どんどん増殖する。

 

 

そして昨日、突然気がついた。

 

「気になったもの=焦点を当てたもの」が増殖する。

これって、引き寄せの基礎中の基礎なのだ。

 

これは量子力学、脳科学でも説明ができるのだが、

たとえば、量子力学で言うと、

 

この世の全ては元を辿れば「素粒子」というエネルギーの集まりでできていて、

素粒子はとても不安定で、いつも波のようにふわふわと漂っているけれど、

。私たちが意識を向けた途端、「物質」として確定するという性質を持っている。

 

これは「二重スリット実験」という有名な実験がある。

この実験では、縦に並んだ二つの穴に素粒子を打ち込むと、

通常、素粒子は波のような模様を作るが、人や機械が「観測」した瞬間に、

素粒子は「波」から「粒」のようにふるまい、

直線的な模様を作った、というもの。

 

ちょっと難解だけど図解付きの方がわかりやすいので

一応Wikipedia貼っておくね。

つまり、

「観測したものは増え、観測しないものは私たちの世界には存在できない」

 

KPOPが好きになってから売り場に辛ラーメンが増えた気がする、

妊娠してから妊婦さんや赤ちゃんをよく見る気がする、

犬を飼うようになってからテレビや街で犬ばっかり見る、

などもこれにあたる。

 

 

強迫性障害の視点に戻ると、

引き寄せをガチってきて、何度も引き寄せている私の体感では

起きていることが本当にこれと似ていて、

強迫症状も、「観測」してしまうと「確定」してしまうのだ。

ただこれが目に見えるものとは限らない。

(菌や確認行動など)

ただ、自分の中での「焦点=意識のむけ先」を観測すると確定し、増殖する

のはほぼ間違いない。

 

「菌がある気がする=意識の焦点が向く」

→「(菌の有無に関わらず)行動を止められない=確定」

→「意識の焦点が向き、行動が伴っているので気になるものが増殖する」

 

という風に、ただただ意識が向いているだけ。

そして意識を向けるから増殖し、意識の向きが習慣化しているだけ。

これが日常に定着し、無限増殖するから強迫性障害となる。

 

 

ここで、タイトルにもあるように

「強迫性障害って引き寄せの天才だったのかも」

に戻る。

 

先ほど書いた例、

「菌がある気がする=意識の焦点が向く」

→「(菌の有無に関わらず)行動を止められない=確定」

→「意識の焦点が向き、行動が伴っているので気になるものが増殖する」

 

これが引き寄せを起こす方法そのままなのだ。

 

引き寄せを起こす時というのは、ざっくり書くと

「理想の未来をイメージしていい気分になる=意識の焦点が向く」

→「理想の未来のことを妄想していたらやりたいことがでてくる=確定」

→「意識の焦点が向き、行動が伴っているので理想の未来につながるものが増殖する」

 

という順だ。

 

この「理想の未来につながるものが増殖する」というのは、

たとえば、最高の恋人が欲しい人の場合、

「最高の恋人がいる時ってどんな感じかな」と妄想する=意識の焦点が向く

→「最高の恋人がいたら今の服じゃデートのテンション上がらないから服買いに行きたいな」

「かわいい服に合うようにスキンケアとダイエットやろうかな」

「外見がマシになったらなんだか余裕が出てきて幸せだな」=確定

→「服も肌も体型も少しは良くなった気がするし、美容や素敵な男性の情報たくさん入ってくるようになったな」=増殖

 

という感じ。

 

 

つまり何が言いたいのかと言うと、

強迫性障害の人は「焦点を当て、それが増殖する」のを

体感で嫌と言うほど知っている。

そして、その体感は、引き寄せをする上で

1番と言っていいほど重要だ、ということ。

 

「どうせ私が見ちゃったものは増えるんだよ」

という諦めにも似た感覚がないだろうか?

だからあまり多くを見ないように節目がちで生きていないだろうか?

 

それこそ才能でギフトなのだ。

そんなこと絶対に認めたくないほど辛いのはわかっている。

泣きながら掃除をしたり確認したりしているのはよくわかっている。

でも、その焦点を当てる先を少しずらして自分の理想の未来にしたら

あなたは絶対にそれを引き寄せることができる。

 

だって嫌なものはどんどん引き寄せるでしょ?

昨日は棚だけだったのに今日は窓枠も気になったりするでしょ?

それと同じことが引き寄せでも起きる。

最高の彼氏をゲットできればよかったけど、お金も手に入っちゃった。

私が焦点を向け、「どうせそうなるんだよな」と思うだけで。

 

せっかく強迫症状に苦しんできたんなら、

その強迫症状があなたに伝えているものを深掘ってみて。

 

強迫症状は大体あなたを「生かそう」として起きている。

菌が気になるのも、埃が気になるのも、確認しないと気が済まないのも、

あなたの命を必死で守ろうとして暴走している。

 

それだけ怖かったし、守られたかったってこと。

 

こんなこと絶対思いたくないだろうけど、

でもそれがギフトだとしたら?才能だとしたら?

敏感なことも色んなことが気になることも、

その力を使ってあなたが奇跡みたいな人生を送れるよっていうサインだとしたら?

 

その可能性が自分にもある、ということを頭の片隅に置いておいて欲しいなと思って

この記事を書きました。

 

 

最初に書いたように、

この記事で書いていることは私の経験と体感をベースにしており、

エビデンスに基づく医療記事ではありません。

強迫症状に困っている方はまず医療機関を受診することをお勧めします。

 

でも、こんな視点もあるんだなと受け取ってくれたら嬉しい。

個別コーチング、オンラインサロンやっています。

詳しくはこちらの「イロのメニュー一覧」をご覧ください。

イロのプロフィール

札幌出身。複雑な家庭環境で育ち、母親との不和や弟との生活に耐えられず家を飛び出し、演劇に没頭する日々を過ごす。

結婚後に田舎へ移住したことから適応障害を発症。孤独感と夫婦間のすれ違いに苦しみ、誰にも頼れない6年間を経験。

出産後にはコロナ禍が始まり、さらに困難な日々が続く中で、BTSの「Dynamite」のMVをきっかけに推し活をスタート。

推しを通じて新たな希望を見出し、SNSでの活動を通じてフォロワーを増やす。

自身の体験をオープンにする中で、悩み相談を受けるようになり、カウンセラーとして起業。その後、引き寄せの法則に本格的に取り組み、師・一条佳代先生との出会いを機にマインドコーチに転向。小田桐あさぎさんの魅力覚醒講座の受講をきっかけに自身の講座を立ち上げ、年商1000万円を達成。

現在は毎月飛行機に乗って世界中を飛び回りながらマインド講座を主宰し、受講生の人生を輝かせ、お金にも人にも愛される人生になるサポートをしている。

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色々やっているので遊びに来てね♡
イロは今日も語る

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